桜月奇譚/マドカミ町奇譚

人生のほとんどを病室で過ごしてきた少女、暁美ほむら。彼女は自分の意思で実験都市見滝原に引っ越してきた。 引っ越し直後、街で体調を崩していたところを同じ学校の先輩、巴マミに助けあられる。彼女に勇気をもらって転校初日を乗り切ったほむらは、同じクラスの美樹さやか、志築仁美と仲良くなり、放課後出かけることになった。習い事で先に帰った瞳を除いて、さやかと二人きりで「とっておきの場所」に向かったほむらはそこで異形の怪物に襲われ、颯爽と現れた魔法少女姿のマミに救われる。マミによると襲ってきた異形の物は「魔獣」といい、魔法少女は人知れず魔中と戦っているのだという。 あまりにもタイミング良く現れたマミに疑念を抱いたさやかはそのせいでほむらと喧嘩をしてしまう。ほむらはそのことを否定して欲しくてマミに聞くが、逆に「あなたは何者なの？」と問い詰められる。 傷心のほむらは街に飛び出すが―――― 長篇連作1冊目。 一次創作　　：魔法少女まどか☆マギカ 判型　　　　：文庫(A6) ページ数　　：266ページ 奥付サークル：マドカミ町奇譚 表紙イラスト：空飛 発行日　　　：2013年12月29日